理学療法士としての経験や学びを地域の方々に還元させていただくために“障害予防推進会”というグループを立ち上げました。
ここでの障害とは、運動器(関節や筋肉など)の障害で自分の身体の中で作り出した痛みのこととします。
例えば腰痛、神経痛、関節痛など(打撲、骨折などの外傷ではない)自分の中で作り出した痛み全般です。
このような痛みがあると“生活の質(QOL)”が著しく低下し、健康寿命の低下を招きます。
また、ゴールデンエイジと呼ばれるこどもの発達を手助けするために脳を使って身体を動かす運動イベントを開催しています。
障害予防推進会は障害予防の観点から地域住民の健康増進、健康寿命を延長することを目的に、地域での健康イベントを実施しています。
身体の障害予防
自分の身体が生み出した痛みは基本的には姿勢や身体の使い方から発生します。
姿勢は何もしないのに勝手に良くなることは絶対にありません。
姿勢は自分が楽な方に進行していくので、硬い筋肉は硬く、弱い筋肉は使われなくなるのでどんどん弱くなっていきます。
そのため、どう考えても何もしなければ悪くなる一方です。
肩こりや腰痛は神経痛や関節変形の初期症状です。肩こりや腰痛があるということは姿勢が崩れて体に負担をかけている証拠です。
出来るだけ早い年齢から健康に対して意識を向け、対策することで健康寿命が延長されると考えています。
その考えや方法を地域住民にお伝えすることで障害の予防に繋がり、結果として健康寿命の延長に繋がります。
主な活動
・3世代が健康を意識する活動(さんかつ)
令和5年5月28日「テレビ和歌山」さんで報道いただきました。
・小規模イベント(“ゴルフ健康”や“猫背改善”など)
・エコーを用いた勉強会(院内)
・地域の専門職との勉強会