障害予防の概念の例

コンセント

上に示した写真でコンセントなどの付け根の部分が破損している光景をよく目にすると思います.

これはこの部分だけが原因で破損した訳ではなく,赤丸で囲った部分が硬いので関節部分である線の付け根が過剰に動かざるを得ない状態が続いたため,破損したのです

体でも同じようなことが起きています.

 

【例えば】

股関節と胸郭が硬くなっていれば間の腰椎にはかなり負担がかかってしまい,最後には腰の組織に炎症が起こり腰痛へと発展します.(実際にはこれほど単純ではない)脊柱

これを予防するためには硬くなってる部分を柔らかくして負担がかからないようにする必要があります.

コンセント2

最近のコンセントでは線の付け根の部分で破損しないように一番付け根に関節をつけたり,線になる前の部分を柔らかくすること(人間の体では胸椎や股関節のストレッチで対応しています.また,実際に線の付け根の部分も強化しています(人間では腹筋や背筋のトレーニング

腰痛では.腰のマッサージやストレッチだけでは,治療として不十分であることがわかります.