3世代健康活動(さんかつ)

和歌山県岩出市で地域の理学療法士が集まって地域住民の健康増進活動を行っています。

3世代健康活動(さんかつ)

和歌山県の理学療法士が集まって開催している健康活動です。こども世代子持ち世代孫持ち世代(3世代)が健康について意識する活動。

こども世代

楽しく遊びながら様々な動きを経験します。

背景

こども世代は昨今運動不足が社会問題となっており、自分で考えて身体を動かす機会が減少しているのが現実です。これではゴールデンエイジと呼ばれる超発達段階の脳への刺激が足りません。脳は使えば使うほど神経が発達し、こどもの可能性を広げます!超発達段階にあるこの時期にたくさんの動きを経験し、考えて運動することが脳の発達を促進します。

何をするの

さんかつでは普段の遊びに少しルールを加えることで、より刺激的になるような運動をたくさん行っています。視覚や聴覚、身体の感覚から運動を起こす事を意識しています。例えば、まねっこ体操、後出しじゃんけん、お手玉を使った様々な動き、ラダーやけんけんぱリングを使った運動、様々な鬼ごっこなど楽しく遊びながらできることを心がけています。

子持ち世代 孫持ち世代

肩こり腰痛などの身体の痛みを予防改善するための体操を行います。また、ご自身の身体の状態を知っていただくために“からだしなやか度チェック”を行っています。(10項目100点満点)

背景

厚生労働省による国民生活基礎調査で常に有訴率1位と2位を占めており「肩こり、腰痛」は社会問題となっています。肩こり腰痛はほとんどが姿勢や身体の使い方から発生します。そのため、マッサージや湿布での対象療法はその場しのぎであり、根本的な改善策とは言えません。また、悪い姿勢や身体の使い方を放置しておくと、いずれは負担がかかっている関節の変形、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、逆流性食道炎などなど様々な障害へと発展し、悪化すると手術へと至り、要介護状態へ進行します。そのため、肩こり腰痛はその初期症状と言えます。

我々は自分たちの知識や経験を多くの方へと発信し、経験していただき、地域住民の健康意識を高め、出来るだけ若い年齢から対策することが多くの方の健康寿命を伸ばすことへと繋がっていくと信じています。

何をするの

なぜ身体を痛めているかは千差万別です。そのため“からだしなやか度チェック”(10項目100点満点)でご自身の身体の特徴を把握していただきます。(硬い部位、弱い部位など)

その後ストレッチや体操を行います。お家で続けてやりやすいように注意点を確認していきます。

 

さんかつ