日本は世界の国と比べても長寿命であることが広く知られています。
そして健康で自立した状態で生活できる期間(以下、健康寿命)を伸ばすことは人生においてとても大事なことです。
今回は健康寿命を延ばすために運動を行うことが重要である理由の説明とおすすめの方法について紹介したいと思います。
身体的な健康促進
適度な運動は心血管機能を向上させ、筋力や柔軟性を増加させる助けとなります。定期的な運動によって、心臓や血管の健康が促進され、高血圧や心臓病、糖尿病などの生活習慣病のリスクを減少させることができます。
筋力とバランスの向上
適切な運動は筋力やバランスを向上させるため、転倒や骨折のリスクを減らす助けになります。強度トレーニングや抵抗トレーニングは筋肉の成長を促し、骨密度を向上させることで、高齢者における骨折の予防に役立ちます。
病気や疾患のリスク低減
適度な運動は、慢性疾患や病気のリスクを低減する助けとなります。例えば、適度な有酸素運動は心血管疾患や中程度の糖尿病の予防に効果的です。また、定期的な運動はがんや認知症のリスクも低減させることが示されています。
心理的な健康向上
運動は心理的な健康にも良い影響を与えます。運動によって脳内のエンドルフィン(快感をもたらす神経伝達物質)が分泌され、ストレスの軽減やうつ症状の緩和、睡眠の質の向上などが期待できます。
以上のことから運動によって体力や持久力が向上し、日常生活の活動や趣味を楽しむことができます。健康的な身体状態は、独立した生活を送り、生活の質を高める助けとなります。
今回は運動と健康寿命についてご紹介しましたがいかがでしょうか。
体を動かす習慣を作ることは急には難しいのでまずは負担にならない程度から始めてみてください。