ウォーキングは比較的始めやすいので初心者の方におすすめの運動であります。
しかしながら、家にある適当なスニーカーやシューズでいきなり運動を始めることはおすすめしません。今回は自分に合ったスポーツシューズの必要性をご説明したいと思います。
・そもそも何故スポーツシューズが必要なのか?
大前提としてスポーツシューズは歩く、走るために設計されたものです。
つまり使用者の動作をアシストする目的やパフォーマンスを高めるためのものと言えます。
シューズはどれも同じではなく使用者の目的に応じて選択し使い分ける必要があります。
トレーニングシューズ
使用者のコンディションを作ることを目的としています。具体的には踵からつま先にかけて坂道上に設けたソール傾斜による重心の前方化機能や、つま先部を跳ね上げ構造にすることで蹴りだしのオートマチック化機能を備えています。また、クッション性も高く設計されているため膝や足首に加わるストレスを軽減してくれます。つまり、初心者の方ほど靴にこだわって選ぶ必要があるということです。
レーシングシューズ
使用者のパフォーマンスを最大に高めることを目的としています。効率よく力を伝達するためにアウトソールはグリップ力、反発力が強く設計されています。また重量が軽く設計されている反面、耐久性や安定性は重視されておらず、初心者の方向けでないといえるでしょう。
文字通り速く走るために設計されたシューズであるため普段履きには向かないということです。
ベアフットシューズ
使用者の固有感覚の活性化や足の機能を高めることを目的としています。2009年~2014年頃に流行したコンセプトであり、靴のミッドソールをなくすことで足本来の機能を鍛えるシューズとなります。もちろんトレーニングシューズのようなクッション性は高くないため、初心者の方がいきなり長距離使用するのは検討する必要があるでしょう。
まとめ
今回はスポーツシューズの概要についてご説明しました。一見するとどれも同じように見えるシューズですが、目的とするコンセプトが1つ1つ違うため目的に応じたシューズ選びが必要となります。